7月の陽だまりの会

今回は、簡単な自己紹介後、当事者との関係(親子、配偶者)で別れ少人数での分かち合いに続き、
精神疾患の理解と対応」について勉強会をしました。

精神疾患を持つ当事者に対し私達家族はまず「なんとか治したい、治るはずだ」と考えがちです。
また、治療が進み症状が治まってくると「もう大丈夫」と思ってしまいます。
ここで気をつけなければいけないのは、症状は治まっても当事者が元々持つ「ストレス脆弱性」は
なくならない、ということです。ストレスがかかればまた精神疾患は再発してしまいます。
再発を防ぐには当事者自身がストレスとの付き合い方を身につけていかなくてはなりません。
そこで家族ができることは疾患を治そうと頑張ることではなく、当事者が自分自身の「
身の処し方」を体得するための環境を少しでも作っていく事ではないでしょうか。

家族はあくまでも当事者のサポーターの一人にすぎません。回復に必要なのは当事者の力です。

*うづきさんに書いて頂きました。