2014年1月26日(日)の陽だまりの会

今年初めての陽だまりの会でした。

たくさんの方が参加されました。

今回の予定は、前半は自己紹介をして、後半は社会資源についての勉強会の予定でしたが、
自己紹介で3分の2の時間を要してしまい、後半の勉強会は出来ませんでした。
せっかく資料を用意して頂いた方には、本当に申し訳ありませんでした。
ぜひ次回、よろしくお願いいたします。


残った3分の1の時間で、小グループ分けをして話し合いをしましたが、十分に話し合う
時間がありませんでした。

自己紹介では、いくつかの問題提起がありました。

・薬への不信感、減薬
・合う病院や医者
・復職のこと
・長く続くうつ病
・退院してくる患者を迎えるときの家族の心構え
・お金の問題
躁状態のときの対応 など

病院に行く度に薬が増えるようであれば、先生に薬のことを聞くことが大切ですし、
自分でも薬のことを勉強することが必要です。
一例ですが、以下のようなサイトもあります。
おくすり110番
http://www.jah.ne.jp/~kako/
「ハイパー薬辞典」
http://www.jah.ne.jp/~kako/frame_dwm_search.html

早く復職して、再度休職する人も多いようです。以下のサイトは一例です。
「〜メンタルヘルス対策における職場復帰支援〜 改訂 - 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/101004-1.pdf
「復職時の注意点」
http://www3.cncm.ne.jp/~coropicat/fukusyokucyui.htm

長く続くうつ病は、症状をしっかりと観察する必要があると思います。
うつ病の薬を飲んでいるが効き目がない、ときどきイライラしたり、怒鳴りだしたりと
うつとは違う病状が見られるなどのときは、主治医に相談してみてください。
最近多いのですが、最初は、うつ病と診断され、双極性障害Ⅱ型と診断名が変わる人います。
また、うつ症状とうつ病は違うので、こちらも間違わないようにすることも大切です。

当事者が躁状態になって怒鳴ってきたり、絡んできた場合、その場から一度離れて、外に出た
方が良いと思います。
お互いにエスカレートした場合は、悲惨な結果になることが予想されます。

何か困ったことがありましたら、まずは、近くの保健所や保健福祉センターへ相談してみてください。
また、お住まいの保健所などで開かれている家族会に参加されることは大変ためになります。
うつ病双極性障害の家族の方が少ないかもしれませんが、歴史も長く、たくさんの情報を持っています。
保健師さんや精神保健福祉士さんが一緒に参加している家族会もあります。
分からないことがあったら、ぜひ質問してみてください。
施設のこと、自立支援のこと、障害者年金のことなど親切に教えてくれます。
同じような悩みをもっている家族の方からヒントを頂けるかもしれません。


今回の陽だまりの会でお渡しした資料には、たくさんの役に立つ情報が載っています。
ぜひ、目を通してください。
また、来月はこの資料をもとに勉強会をする予定ですので、来月もご持参ください。
来月参加する方には、コピーをしますので、ご安心ください。

勉強会と分かち合いが十分にできるように、月2回の陽だまりの会を再度、検討中です。

今年もよろしくお願いいたします。