12月の陽だまりの会

今年最後の陽だまりの会は、12月22日に行われました。
ルールの読み合わせ→自己紹介をして、後半は勉強会をしました。

会に参加されるほとんどの家族は、精神疾患にかかってしまった家族の看護の悩みや苦しさ、大変さなど誰にも話すことが出来ない状況で参加され、同じような境遇や経験をされた家族と出会い、話し合いをして、気持ちが楽になります。

そして、参加の回を重ねるごとに、今ある問題が具体的になってきます。例えば、薬のこと、主治医のこと、病院のこと、経済的なことなどに、話題が移っていきます。

病歴の浅い当事者を支える家族は、この病気が早く治ったらと願い、いろいろと情報を集め、一生懸命勉強されます。

しかし、うつ病躁うつ病気分障害は、最初の最悪の状態にならないまでも、何回か繰り返し、寛解までには、長い時間がかかります。
その中で、家族は絶望感を味わったり、希望を失いかけるかもしれません。

病気を正しく理解すること、医療のみの治療ばかりに目を向けることではなく、
5つの分野(医療・人・学習・社会資源・暮らし)をバランス良く、実行していくことが
そこから脱出するカギになると思います。

今回の勉強会は、5分野の必要性と概要を学習しました。
(5分野の資料は、http://www7b.biglobe.ne.jp/~kazokukai/text/5bunya.pdf です。)
次回は、社会資源について学習する予定です。

当事者を支援する家族は、毎日が当事者のことばかりになりがちですが、
自分の人生も大切にしましょう。
自分の気持ち、生き方、全てをひっくるめて、自分の人生です。

本年も大変、お世話になりました。

次回は、2014年1月26日(日)です。

来年も引き続き、陽だまりの会をよろしくお願い致します。