3月の陽だまりの会

今月は、初めての試みとして、家族が娘・息子・両親・兄弟姉妹と家族が妻・夫の方とそれぞれ2つに分けて分かち合いをしました。
皆さんの評価は上々でした。しばらくこの2部構成で陽だまりの会を進めていく予定でいます。

今回の話題から

・当事者の病気の知識はもちろんのこと、何の薬を飲んでいるのか、ただ単に、薬の名前ばかりではなく、
どの薬を何ミリで何錠飲んでいるのか、またその副作用まで知ることが大切である。
参照:ハイパー薬事典 http://www.jah.ne.jp/~kako/frame_dwm_search.html

・困ったときには、一人で悩まずにまずは、保健所・地区総合支所や役所の相談窓口・地域生活支援センター精神保健福祉センター
東京都障害者福祉会館などに相談してみる。もし、担当者と合わないとか相談が伝わらないなどという場合、すぐに諦めるのではなく、
他の担当者に変えてもらったり、違う場所で相談をしてみるなど、諦めないことが大切である。

・病院選びには、時間がかかる。インターネットや人から評判を聞き、その病院にかかったとしても合うとは限らない。
信頼できる専門家に出会うのに3年以上かかったという人やまだ信頼できる専門家に出会っていないという人も多い。(参照:http://seishinhoken.jp/attachments/view/articles_files/src/5.pdf

・病気を正しく理解すること、医療のみの治療ばかりに目を向けるのではなく、5つの分野(医療・人・学習・社会資源・暮らし)をバランス良く、
実行していくことが今の状況から脱出するカギになる。(5つの分野:http://wwr8.ucom.ne.jp/iimon57/text/5bunya.pdf

何度か参加されている方には、何度も同じ自己紹介するのは大変かもしれませんが、初めて参加された方にとっては
心強いお話であり、知識や情報が詰まっています。
また、長い間家族の看病をしていると、煮詰まってしまうこともしばしばです。そういう時は会に参加されて気持ちをニュートラルに戻す、
リセットできる会になればと、思っています。

『あせらない、あわてない、あきらめない』を心掛け、家族は当事者の伴走者としてサポートしていきたいと思います。

〈4月の陽だまりの会〉

日時:2015年 4月 12日(日) 
13:10〜14:55 家族が息子・娘 ・両親・ 兄弟姉妹の方
15:05〜16:50 家族が妻・夫の方