2月の陽だまりの会

今月は16名の方々が参加されました。
初参加の方は7名。当事者との関係も様々です。母親、息子、娘、夫、妻、兄弟姉妹。

当事者の易怒性が高く、余儀なく緊急避難された家族もいます。当事者との距離をどのようにとるか、みなさん苦労されています。
初期の診断はうつ病であり、時間の経過を経て双極性に診断が変わっていくのは多くの方が体験しています。この変化に、抗うつ剤DSM-Ⅳの存在はどのように影響したのか、専門家の意見を聞きたいところです。また、2015年2月はじめ、双極性障害に処方されるラミクタールのブルーレターが厚労省から出されました。他の報道記事と共にコピーを配布しました。

参加者のみなさんは、当事者会やAA、勉強会や講演会に熱心に参加されており、いろいろな情報が集まりました。3月28日(土)に行われる「世界双極性障害フォーラム」(日本うつ病学会主催 於:NTT東日本関東病院http://bipolar-disorder.or.jp/archives/868のことや、「あなたの力が家族を変える」の著者高森信子さんの家族SSTの体験談、また、家族であり当事者でもあり、そして精神科医である夏苅郁子先生の講演内容などです。参加者自身が情報を持ちよる、という勉強会の可能性も見えてきました。当事者には暮らしに根付いた治療環境が大切です。医療事業者まかせにせず、家族が勉強して情報を集め、もっともっと力をつけてゆきたいと思いました。

近い将来、陽だまりの会主催で講師を招いた勉強会・講演会を行いたいものですね。

*今月の進行役と報告文をトドさんに書いて頂きました。


お知らせ:3月8日(日)の家族会は、時間を変更しました。表画面をお確かめください。

13:10〜15:00 家族が娘・息子・両親・兄弟姉妹の方
15:05〜16:50 家族が妻・夫の方

2つの時間に区切りましたが、都合の良い方の時間での参加も可能です。但し、内容は、上記の通りで進めますのでご了承ください。