4月の陽だまりの会


今月も先月同様、家族が「娘・息子他血縁者」と「妻・夫」に分けて行いました。

話題に出たことは、
うつからなかなか抜けられず、本人が動き出さない時、どうすればよいか
躁状態での暴言等の攻撃性に対しどう対処すればよいか
等、当事者との距離の取り方に苦労されている方がほとんどです。

また、何かに対して '一か百か' のような極端な思考になるのも当事者の特徴で
「完璧にできなくても大丈夫」と分かってもらうのは非常に難しい事です。
病状を抑えるためとはいえ、当事者に我慢をさせ続けることはよい事なのか、
という家族の葛藤もありました。

一口に気分障害といっても病状や経過は千差万別ですし、当事者にとって良いと
思われる家族の対応があったとしても諸事情からそれが実現できないケースもあり、
個々人の悩みは尽きないものと改めて感じました。

家族が当事者を支えながらも当時者に振り回されず自分自身を大切にしていく、
延いてはそれが当事者の回復にも繋がっていく、会がその一助になっていく事を願って
います。

*今月の報告文はうづきさんに書いて頂きました。