12月の陽だまりの会

今回も何度か参加されている方ばかりだったので、近況報告をしつつ、
その時々でどんな対応が必要なのか等を話し合いました。

主に出た話題は、

・波はあるものの安定してきた、家族としての対応のコツをつかんできた、と思ってい
ても不測の事態が起き新たな対応が求められ困惑してしまう。
・症状かと思っている事でも向精神薬の長期服用による弊害が疑われる場合がある。
 家族も薬剤について勉強していくべき。
・親亡き後を心配するのなら親存るうちに当事者を自立(一人で折り合いをつけて生き
ていく)させなければならない。その為には社会資源を知る必要がある。

といったところです。発症当初はなんとか元の状態に回復して欲しいと願うばかりです
が、残念ながらことはそう簡単にはいきません。治ったように見えても当事者の持つストレ
脆弱性が消えるわけではなく、家族は慎重にならざるを得ない場合もあります。
家族の対応如何で当事者の辛い状況を長引かせてしまうこともあります。
まずは分かち合い、家族が肩の荷を少しでもおろす、次に支えていくとはどういうこと
か学ぶ、家族会の意義はそういったところにあるのだと思います。

後半では勉強はじめとして、「処方薬」についてのお話がありました。
言葉一つでも知っているようで説明できないもので、正しい知識が必要と実感しました。

うづきさんに報告して頂きました。