5月12日の陽だまりの会

晴れて暑くなった5月の陽だまりの会。

まずは、もう一度、家族の症状を見つめなおすということで、
今の症状、困っている症状や問題点、病気になったきっかけ、
今までかかった心療内科・精神科、内服している薬と効き目、
その他、経過や将来のこと、心配事、情報など何でも各々自由に
書きました。
これは人に見せるのではなく、各自患者の病気を再度理解する為に
書きました。

会の流れは
ルールの確認
自己紹介
Q&A
コンボ亭月例会の報告

毎度出る話題は、薬の難しさです。
合う薬、効果、副作用、量、減薬など。
例えば、副作用による体重増加、減薬による離脱症状
なかなか合う薬に出会えず、増えてくる薬など。

その他、患者さんが、うつの苦しさだけを医師に訴える為、躁の状態が
あったとしてもそのことを言わないため、うつ病と診断されることもある。

食事療法と認知行動療法

躁状態をどのように対処するか。

朝日を浴びて生活のリズムを整えるなど。

最後にコンボ亭月例会の報告レポートを読み合わせしました。

特に、以下のところは勉強になりました。

認知行動療法など生活習慣を変える事によって、精神に変化が起きることが生物学的に立証された。

○DNAレベルの配列こそ変えられないが、外部からの影響(栄養・運動・行動療法)を受けることにより、リカバリーすることが確認されている。

○今、レジリエンスという概念が注目されている。「逆境を乗り越えた人は、より強く元気になる」ということ。Rejilience(レジリエンス)=防衛因子、抵抗力、精神回復力、復元力などと訳す。反対の概念はVulnerability(ブルネラリビティ)=脆弱性と訳す。

○「語ること」によって精神状態は改善する。

○細胞のサビ化について、低年齢のうちにオメガ3という物質によって予防が可能。さらに、Vit.B6の効果があることが確認された。