〜精神障害者の就職〜 新聞記事より

就職した障害者、3年連続最多 精神障害者が3分の1に


 【山本知弘、石山英明】厚生労働省は15日、2012年度にハローワークを通じて就職した障害者が6万8321人に上り、3年連続で過去最多を更新したと発表した。特に、そううつ病統合失調症などの精神障害者は、過去10年で10倍に増え、全体の3分の1を占めるようになった。

精神障害者の伸び突出

 11年度からの伸び率は15%で、3年連続で2ケタ増えた。最も多かったのは身体障害者で、7%増の2万6573人。精神障害が27%増の2万3861人、知的障害は12%増の1万6030人だった。就職先の業界は「医療・福祉」が27%で最も多く、「卸売り・小売り」が15%、「製造業」が14%で続いた。 (asahi.com・05/15)



障害者就職:過去最多6万8321人

毎日新聞 2013年05月16日 東京朝刊

 厚生労働省は15日、2012年度に全国のハローワークを通じて就職した障害者の延べ人数が過去最多の6万8321人(前年度比15.1%増)だったと発表した。解雇された障害者は1539人で前年度より約300人増えた。障害者の新規求職申し込みは16万1941人(同9.2%増)、就職率は42.2%(同2.2ポイント増)でいずれも過去最高。就職者の障害別では身体障害が2万6573人(同6.9%増)で最多。精神障害は2万3861人(同26.6%増)。知的障害は1万6030人(同11.9%増)だった。