7月の陽だまりの会

今回は、2回のグループ分けをして話し合いをした。

まずは、全体で短めの自己紹介を行い、その後、当事者がパートナーのグループと
親子・兄弟姉妹・両親のグループ分けで話し合った。

2回目のグループ分けは、今の当事者の状態が「うつ」と「躁」のグループに分けて
話し合った。

主な話し合いは

・自分で病気と認めない家族をどのようにして診察させるか
 まずは、家族が病院に行って、相談してみるー参照:http://kokoro.mhlw.go.jp/families/
 チェックリストを使用してみるー本人がチェックしてみることが一番良いが、
 もし嫌がるときは、家族がチェックリストを使用し、病院に相談してみる

参照:チェックリスト−http://utsu.ne.jp/self_check/
http://www.mental-navi.net/utsu/check/index.html
https://www.cbtjp.net/qidsj/ など

 
・家族の考えを受け入れない当事者との対話やすぐ怒る当事者への対応

・何度も繰り返す散財

・当事者が衝動的行動を取るのではないかと不安を感じ、当事者のそばから離れらず自由時間が取れない

・当事者が親や兄弟姉妹と疎遠になり、何かあったときに不安を感じる

・親の亡き後の当事者の生活と兄弟姉妹の関わり
 当事者に娘・息子をもつ親は、自分の亡くなった後のことをその兄弟姉妹のことも考えて
 1人暮らしまたはグループホーム・家事など生活全般・生活費や遺産、病院や行政との繋がりなど
 今のうちから考えておく

・当事者が安定しているときは家族も平穏で幸せを感じる

など、今回も難題がたくさん出た。

いつものことであるが、「これだ!」という特効薬はなく、その時々に対応を考えながら
時間の過ぎるのを待つということしかできないかもしれない。
しかし、そのような状況の中で打たれ強くなったり、新しい付き合い方(対応策)を見つけたり、
何回も困ったことを繰り返されているうちに、「そんなことじゃもう驚かないよ!」などと、
開き直ってみたりとこちらもしたたかに過ごしていきたいものである。

<第41回 陽だまりの会>

日時:2015年 8月 2日(日) 

  14:00〜16:40

簡単な自己紹介後、2・3回(例えば、うつと躁、親族関係別など)の小グループに分け
分かち合いを行います。その後、グループごとで挙がった問題など全員で考えます。

会場: 学習室B

場所:港区立男女平等参画センター リーブラ

   みなとパーク芝浦内

    http://www.minatolibra.jp/institution/