5月の陽だまりの会

今月は11名の参加でした。

遠距離で独居のお母さまの鬱を心配されるご家族もいました。

福祉関係では行政の力に頼ることが必要なのは分かっているのですが、最初に出会う窓口の対応ひとつで道が

大きく分かれてしまいます。

転医の場合もそうですが、相談を持ち込む側にもテクニックが必要ですね。

経験者やPSWの職に就いている方のアドバイスは具体的で本当に役に立ちます。

 以前から副作用が取り上げられていたベゲタミンが2018年いっぱいで販売終了になります。

しかし、まだ処方を続けているドクターがいるようです。

また、ゼプリオン(注射剤)など便利な薬にも落とし穴があるようです。

新薬にはすぐに飛びつかず、いろいろな情報を集めて家族なりに勉強することが必要だと思います。

トド

薬でうつ病やPTSDで予防することは可能か?

TEDでたまたまこのタイトルを見つけました。
TEDは、学術・エンターテインメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行い、その講演会の内容をインターネット上で
無料で動画配信しています。

https://www.ted.com/talks/rebecca_brachman_could_a_drug_prevent_depression_and_ptsd?language=ja

4月の陽だまりの会

9名の参加があり、内3名の方が初参加でした。

当事者の年代は20代前半が多かったです。

最初は、うつ病またはうつ状態と言われ、時間がたつにつれ診断が双極性に変わることが目立ちます。

親から離れて自活できる人やアルバイトで繋いで何とか暮らしている人など、様々です。

皆さん共通して、ある程度の期間(日数)何かを「続けること」が身心的に難しい、と言うのが悩みですね。

メンバーのSさんは就労継続A型事業所のマネジャーをされているので、現場の具体的なお話を聞かせていただくことが出来き、

毎回大変勉強になります。

最近は、埼玉・神奈川・千葉など、都内以外の方の参加も増えてきました。(トド)

講演会のお知らせ

⒈ 双極性障害の原因解明の現状ー第43回コンボ亭
演者 加藤忠史先生
  2017年5月20日(土) 12:30開場 13:00〜15:30
  行徳文化ホールI&I 千葉県市川市末広1−1−48
  事前申込3000円 (賛助会員は2000円)当日:3500円
 *陽だまりの会は賛助会員2名まで2000円
  詳しくは https://www.comhbo.net/?page_id=12483

2.日本の社会保障と精神・知的・発達障害の暮らし〜生きづらさ・就労・社会的支援の三者関係を通して〜
  講師 青木聖久先生(日本福祉大学教授)
  2017年6月17日(土)14:00〜15:40
  鉄道弘済会 弘済会館4階「会議室 蘭」
  参加費無料

1. 2.の講演申込の締め切りは5月14日(日)です。
ご希望の方は、メール(iimon57@yahoo.co.jp )にてお名前、ご連絡先をお知らせください。
  

3月の陽だまりの会

家族が精神症状を出した場合、まずは医療につながることを考えます。
その時私達はただ医者任せにするのではなく、疾患や薬剤について勉強し時には疑問を
ぶつけることも必要です。
また、医師以外の医療従事者(看護師、薬剤師、PSW(精神保健福祉士)等)の活用
も有効です。

次に大切なのは、行政につながることです。
はい、治りました! といかないのが精神疾患で、長く付き合っていかなければなりま
せん。
ただ行政の窓口は一本化されていませんし、同じようなサービスを提供している部所名
も市区町村によってまちまちです。
面倒な思いをすることもありますが諦めず、当事者に必要なサービスをみつけられるよ
う探しましょう。
サービスはあちらからは来てくれませんがこちらから探すと結構色々あるものです。


うづきさん著

2月の陽だまりの会

今月は簡単な自己紹介に続き全員で分かち合いをしました。
また、薬についての資料を使い簡単な勉強をしました。

「家族」といっても当事者との関係は様々ですし、当事者の発症のタイミングや経過も
十人十色です。他者の話が直に参考になるとも限りませんが、自分の思いを言葉にする
だけでも
気持ちを整理でき、聴いてもらえるだけでも心が落ち着くこともあります。
家族は皆「当事者の回復」を願っていますが、そうそう簡単に当事者を変えることはで
きません。
まずは家族が疾患について勉強しそれまでの考え方を変えていく必要があります。
その第一歩として家族会に参加することは意義のあることです。

うづきさん著

1月の陽だまりの会

今回は全員で自己紹介、今年の抱負を述べてから分かち合いをしました。

話しの中で、双極性障害の親を持つ子供にはどう接していけばよいのか、との心配があ
りました。
こうした子供たちへのケアやサポートは殆どなされていないのが現状です。
もちろん当事者の病状が安定するのが一番ですが、なかなか落ち着かない、どうしても
再燃してしまう、
といった状況では子供たちへの配慮はもっと重要視されるべきものと感じました。

また、Highly Sensitive Person(HSP) という考え方の紹介がありました。

以上

うづき著